幸福的読書生活
http://happinessbear.blog.shinobi.jp/
読んだ本の備忘録。
最近読み終わったもの、過去に読んだもの、
読み返したもの。全部は書けないけどボチボチと。
ジャンルにこだわりはありません。
人と面白いと思うツボが違う事が多々あります。
感想文苦手です(致命的)。
ja
2010-03-13T23:37:40+09:00
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はじめに...。
本家ブログの調子が悪い時、引っ越そうかと借りておいたブログです。
このまま放置ももったいないなぁ...と考えた末、読んだ本の備忘録に使おうと思いました。#%E:81%#
私が好きなのは主に推理小説、海外文学、非現実な怪奇もの(ヴァンパイアとか)ですが、
流行に乗ってみたり、子供の頃に強制的...
このまま放置ももったいないなぁ...と考えた末、読んだ本の備忘録に使おうと思いました。#%E:81%#
私が好きなのは主に推理小説、海外文学、非現実な怪奇もの(ヴァンパイアとか)ですが、
流行に乗ってみたり、子供の頃に強制的に読まされた名作を読み返したり、色々です。
映画や舞台の原作を読むのも好き。
近年は「自分には解りにくい・きっと面白くない」なんて言う固定概念は出来るだけ捨てて、
色んな本を読みたいと思っています。
ここで載せる本は昔読んだものや最近読んだもの、バラバラです。
皆が面白いと思っていても私にはイマイチだったり、
私には面白いのに他人にはさっぱりな事も多々あります。
そこはあくまで個人の備忘録を覗き見している感じで、苦笑してやってくださいませ。
コメントはあってもなくても大歓迎です。
トラックバックは当面受け付けません。
よろしくお願いします。
本記事は↓からどうぞ。
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2022-02-22T22:22:22+09:00
みゆき
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みゆき
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「使命と魂のリミット」東野圭吾
「使命と魂のリミット」東野圭吾
書店の文庫ランキング1位に並んでいた本。
私は基本天の邪鬼なので、1位の本は買わなかったりするけれど(笑)
題名に惹かれて購入。病院が舞台で、主人公は女性研修医。
医療ミスだとか組織隠蔽だとかを想像してたら...そんな事は全然なく。
登場人物に悪人が...
「使命と魂のリミット」東野圭吾
書店の文庫ランキング1位に並んでいた本。
私は基本天の邪鬼なので、1位の本は買わなかったりするけれど(笑)
題名に惹かれて購入。病院が舞台で、主人公は女性研修医。
医療ミスだとか組織隠蔽だとかを想像してたら...そんな事は全然なく。
登場人物に悪人が全くいない、ハッピーエンド半分、切なさ半分...というなんとも言えない読後感でした。
ラスト数ページでは涙が出てしまいました#%E:537%#
自分の持って生まれた使命...ってなんだろう?と考えさせられるお話でした。]]>
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2010-03-13T23:37:40+09:00
みゆき
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みゆき
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「押し入れのちよ」萩原浩
「押し入れのちよ」萩原 浩
表題作はじめ、少しぞっとしたり切なかったりの短編ホラー9編。
恥ずかしながらこの方の本は全く読んだ事がありませんでした。
作者のプロフィールを見たら、なんと「明日の記憶」を書いた人なんですね#%E:197%#
でも全く気付かない程作風が違うものでした。
...
「押し入れのちよ」萩原 浩
表題作はじめ、少しぞっとしたり切なかったりの短編ホラー9編。
恥ずかしながらこの方の本は全く読んだ事がありませんでした。
作者のプロフィールを見たら、なんと「明日の記憶」を書いた人なんですね#%E:197%#
でも全く気付かない程作風が違うものでした。
どれもよくひねってあって、「なるほどそういうことね!」と思う事が多かったです。
途中で一人称が人間→幽霊になってたり、最後の数行でそれまでの話の筋道が通ったり。
個人的には、ほとんどの話が悪人はひどい目に、良い人は良い方へ行くのがとてもスッキリ。
1つだけ、「お母さまのロシアのスープ」という短編だけ、悲しい気分で終わりますが、
最後の急展開にビックリします。]]>
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2009-11-08T21:58:05+09:00
みゆき
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みゆき
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「トワイライト」ステファニー・メイヤー
「トワイライト」ステファニー・メイヤー
雨と霧の街、フォークスで出会った吸血鬼エドワードと少女ベラの禁断の愛の物語。
随分前から気になっていた本でした。(ヴァンパイア物が好きなので)
が、若い子向けの本にカテゴライズされているせいなのか(実際アメリカでも10代に人気があるらしい)
...
「トワイライト」ステファニー・メイヤー
雨と霧の街、フォークスで出会った吸血鬼エドワードと少女ベラの禁断の愛の物語。
随分前から気になっていた本でした。(ヴァンパイア物が好きなので)
が、若い子向けの本にカテゴライズされているせいなのか(実際アメリカでも10代に人気があるらしい)
字が大きくてページがあっと言う間に終わってしまうことと、表紙が気に入らなかったことで二の足を踏み続けてしまい、結局映画化が決まり文庫化した去年の春頃、読んだのでした。
表紙が気に入らなかった理由は、描いた人には申し訳ないけれど(結構人気な人らしいです。)好みじゃないこと、それと読む前から人物像を先に描かれたくない自分の嗜好から。
文庫化して取っ付きやすい表紙になったのは幸いでした。
さて中身ですが、読みやすく、2人の恋が微笑ましくもあり面白かったですね。
恋愛物は苦手なのですが、非現実なものが絡むのは好き。(前出の「ザ・マミー」も結局恋愛小説だし)
でもベラに「吸血鬼」だと言うことを気付かれてしまった時のエドワードの反応だとか、
長く生きてきていること、血を飲まなくちゃいけない苦悩だとか、そういう所は詰めが甘い気がしました。
だけど、作者はきっとアン・ライスのヴァンパイアシリーズを読んでいると思うな。
随所にそんな感じが出ています。
この小説がもっとヒットして、翻訳が止まってしまっているアン・ライスのシリーズも再開されたらいいのに...と淡い期待を抱いてしまいました。
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2009-03-29T15:10:32+09:00
みゆき
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みゆき
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「廃用身」久坂部 羊
「廃用身」久坂部 羊
廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう医学用語。
老人医療にあたる医師漆原は、体の不自由な患者の画期的な治療法を思いつく。それは廃用身の切断だった...
フィクションだと解って読み始めても、途中なんども「本当の話が元?」と思わせる本。
前半が漆...
「廃用身」久坂部 羊
廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう医学用語。
老人医療にあたる医師漆原は、体の不自由な患者の画期的な治療法を思いつく。それは廃用身の切断だった...
フィクションだと解って読み始めても、途中なんども「本当の話が元?」と思わせる本。
前半が漆原医師の治療効果についての原稿、後半がそれを本にしようとした編集者の手記、というつくり。
私自身が職場で老人介護施設や障がい者の方と行き来があるので、少し現実を知っているという事もあって、
介護スタッフ、家族の辛さ、接するお年寄りの話など、余計本当にあるような気がして仕方なかった。
そこが麻痺しているから、動かないから切るなんて、道徳的には全く許されるべきじゃないことながら、
だけどそれで本人が、周りが少しでも幸せになるなら...と考えてしまう登場人物を一概に非難できなくて...。
色んな意味で怖い本でした。
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2009-02-15T19:16:41+09:00
みゆき
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「破獄」吉村 昭
「破獄」吉村 昭
犯罪史上未曽有の4度の脱獄を果たした無期刑囚佐久間清太郎。
逃げようとする者と閉じ込めておこうとする者の戦いに戦中戦後の時代背景を絡めて描いた作品。
新潮文庫の夏の100冊キャンペーンでなんとなく手に取った本。
物語の元は実話で、作者が綿密に取材をして書かれたものだ...
「破獄」吉村 昭
犯罪史上未曽有の4度の脱獄を果たした無期刑囚佐久間清太郎。
逃げようとする者と閉じ込めておこうとする者の戦いに戦中戦後の時代背景を絡めて描いた作品。
新潮文庫の夏の100冊キャンペーンでなんとなく手に取った本。
物語の元は実話で、作者が綿密に取材をして書かれたものだそうです。
Amazonのレビューには「読んだら止まらなくなった」人が多いのですが、
私は半分くらいまでなかなか進まず。2回目の脱獄まではちょっと退屈。
3回目の脱獄(網走刑務所)は方法が凄いです。
少ない道具で知恵を働かせてここまで出来るなんて...#%E:436%#
4回目の脱獄後、北海道から東京の刑務所に移され、そこの所長さんの情に訴える収監法が秀逸でした。
人間やっぱり情が大事なんだなぁと。
後半はどんどんページが進みました。]]>
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2009-02-15T18:58:29+09:00
みゆき
NINJA BLOG
みゆき
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「憑神」浅田次郎
「憑神」浅田次郎
幕末の江戸。
貧乏御家人の別所彦四郎は文武に秀でながら出世の道をしくじり、次男坊で実家での肩身も狭い。
ある夜、酔いにまかせて拝んだ小さな祠の神様は貧乏神だった!
映画化した時、映画そのものよりストーリーに興味があって読んだ本。
拝んだ神様は三巡神といって、3種類...
「憑神」浅田次郎
幕末の江戸。
貧乏御家人の別所彦四郎は文武に秀でながら出世の道をしくじり、次男坊で実家での肩身も狭い。
ある夜、酔いにまかせて拝んだ小さな祠の神様は貧乏神だった!
映画化した時、映画そのものよりストーリーに興味があって読んだ本。
拝んだ神様は三巡神といって、3種類の嫌な(笑)神様に憑かれてしまう。
最初は貧乏神、次が疫病神。最後に死神。
神様たちは彦四郎の人の良さに打たれてなんだかんだ助けてくれるんですが、
それがまたドタバタで面白いです。
最後の死神との成り行きはオトコマエでした。
映画はそこんとこ弱い気がして、本だけで良かったかも、と思ったのでした。
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時代物(日本)
2009-02-15T18:33:01+09:00
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「光の石」クリスチャン・ジャック
「光の石」 全4巻 クリスチャン・ジャック
エジプト、真理の場という職人の村を巡る時代の変貌、野望の物語。
フランスのエジプト考古学者、クリスチャン・ジャックの小説。
史実を元のフィクションなので、エジプトの勉強にもなりつつ楽しめます。
この「光の石」は、途中私にとっては納得の行かない流...
「光の石」 全4巻 クリスチャン・ジャック
エジプト、真理の場という職人の村を巡る時代の変貌、野望の物語。
フランスのエジプト考古学者、クリスチャン・ジャックの小説。
史実を元のフィクションなので、エジプトの勉強にもなりつつ楽しめます。
この「光の石」は、途中私にとっては納得の行かない流れが2巻にあった為、
なかなか進まず時間がかかりました。
思い直して読んだら、それなりにハッピーエンドで良かったんですが、
それでもやっぱりその部分には納得いかないままでした。]]>
時代物(海外)
2009-02-07T18:34:27+09:00
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みゆき
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「よくわかる『世界の神々』」インタノーツ著・保坂俊司 監修
「よくわかる『世界の神々』」インタノーツ著・保坂俊司 監修
ギリシア神話、北欧・ケルト神話、アジア(日本除く)アフリカ・アメリカ・オセアニア神話の世界の有名な物を神々の誕生の話などを元にエピソードやイラストでわかりやすく解説。
子供の頃、星座の元になったギリシア神話を読むのがとても好きで...
「よくわかる『世界の神々』」インタノーツ著・保坂俊司 監修
ギリシア神話、北欧・ケルト神話、アジア(日本除く)アフリカ・アメリカ・オセアニア神話の世界の有名な物を神々の誕生の話などを元にエピソードやイラストでわかりやすく解説。
子供の頃、星座の元になったギリシア神話を読むのがとても好きでした。
近年美術館によく行く様になり、色んな絵や曲に出会って、神話がベースにある作品も多く、
改めて神々の相互関係を確認したくて買った本です。
「神々」とは書いてありますが、その神にまつわる神話のような感じ。
半分くらいはギリシア神話。
解りやすく書いてあるけれど、相互関係はややこしいです。
なんせ浮気し放題であっちにもこっちにも子供作る神ばっかりだし、
皆己の欲に突っ走りまくる神様が多いです#%E:224%##%E:197%#
ギリシア以外の神話・神様もなんとなーく知ってるのも多かったけど、
再確認程度にはちょうどいいかも。
ただ、簡単に書こうとするあまり逆に解り辛い点も多々あり。
今まで全く予備知識がない人向けです。]]>
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2009-01-14T18:04:58+09:00
みゆき
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「イノック・アーデン」アルフレッド テニスン
「イノック・アーデン」アルフレッド テニスン
実直で逞しい船乗りイノックは、妻子の為に一山当てようと航海に出る。
ところが遭難して孤島に流され、一緒に流れ着いた仲間も力尽きて行く。
妻子に再び会う事を夢に見て孤独に耐えるイノック。
そしてようやく十数年の時を経て戻って来たイノックが見た物は、...
「イノック・アーデン」アルフレッド テニスン
実直で逞しい船乗りイノックは、妻子の為に一山当てようと航海に出る。
ところが遭難して孤島に流され、一緒に流れ着いた仲間も力尽きて行く。
妻子に再び会う事を夢に見て孤独に耐えるイノック。
そしてようやく十数年の時を経て戻って来たイノックが見た物は、
自身の幼なじみであり、そして小さい頃からずっとイノックの妻・アニタを密かに思い続けていたフィリップと仲睦まじく暮らす妻子の姿だった...
もうすぐこの本の朗読劇に行くので読みました。
内容はありがちと言えばありがちだけど、物語詩というだけあって、
言葉の選び方が美しいです。
新訳と旧訳があって、私が読んだ方は新訳。
どちらが劇に使われるのかは解らないけれど、旧訳も探して読みたいと思います。
劇に行ったら感想は本家で書きます、多分。]]>
詩・古典
2009-01-09T23:57:10+09:00
みゆき
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