読んだ本の備忘録。 最近読み終わったもの、過去に読んだもの、 読み返したもの。全部は書けないけどボチボチと。 ジャンルにこだわりはありません。 人と面白いと思うツボが違う事が多々あります。 感想文苦手です(致命的)。
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「破獄」吉村 昭
犯罪史上未曽有の4度の脱獄を果たした無期刑囚佐久間清太郎。 逃げようとする者と閉じ込めておこうとする者の戦いに戦中戦後の時代背景を絡めて描いた作品。 新潮文庫の夏の100冊キャンペーンでなんとなく手に取った本。 物語の元は実話で、作者が綿密に取材をして書かれたものだそうです。 Amazonのレビューには「読んだら止まらなくなった」人が多いのですが、 私は半分くらいまでなかなか進まず。2回目の脱獄まではちょっと退屈。 3回目の脱獄(網走刑務所)は方法が凄いです。 少ない道具で知恵を働かせてここまで出来るなんて... 4回目の脱獄後、北海道から東京の刑務所に移され、そこの所長さんの情に訴える収監法が秀逸でした。 人間やっぱり情が大事なんだなぁと。 後半はどんどんページが進みました。 PR
「よくわかる『世界の神々』」インタノーツ著・保坂俊司 監修
ギリシア神話、北欧・ケルト神話、アジア(日本除く)アフリカ・アメリカ・オセアニア神話の世界の有名な物を神々の誕生の話などを元にエピソードやイラストでわかりやすく解説。 子供の頃、星座の元になったギリシア神話を読むのがとても好きでした。 近年美術館によく行く様になり、色んな絵や曲に出会って、神話がベースにある作品も多く、 改めて神々の相互関係を確認したくて買った本です。 「神々」とは書いてありますが、その神にまつわる神話のような感じ。 半分くらいはギリシア神話。 解りやすく書いてあるけれど、相互関係はややこしいです。 なんせ浮気し放題であっちにもこっちにも子供作る神ばっかりだし、 皆己の欲に突っ走りまくる神様が多いです ギリシア以外の神話・神様もなんとなーく知ってるのも多かったけど、 再確認程度にはちょうどいいかも。 ただ、簡単に書こうとするあまり逆に解り辛い点も多々あり。 今まで全く予備知識がない人向けです。 忍者ブログ [PR]
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